おはようございます。
独立起業に向けてブログを書いています。
大切な「お金」の知識
外食産業は97年の29兆702億円をピークに下降。
特にアルコールの取り扱う業態が減少。
5年以内に7割が閉店する。
お金の管理をしっかりすれば成功確率は高まる。
失敗するパターン
- 数字嫌いのワンマン経営
- 再現性のない一発屋経営
- 情報知らずの職人経営者
成功するパターン
- 魅力的な店舗コンセプトを持っている
- 潤沢な資金を用意し、安定した経営が実現できている
- 店舗経営の仕組みを構築し、PDCAサイクルを実現できている
- 税金や公的資金とうまく付き合えている
- 適切な財務戦略を組み金融機関を上手に活用している
「儲ける」ために魅力的なコンセプトを考えよう
開業までのスケジュール
- 飲食業で経験を積む、自己資金を貯める
- 店舗コンセプト作成・検証
- 事業計画書作成
- 物件探し
- 融資申込、物件契約
- 融資決定
- 開業準備、役所届出
押さえておきたい数字
売上は日商、客数、客単価まで落とし込んで考える。
利益は5つある
- 売上総利益(粗利)・・・原価を除いた利益
- 営業利益・・・人件費家賃を除く利益
- 経常利益・・・本業以外の収入
- 税引き前当期純利益
- 当期純利益
飲食店のコストはFLRが大きい。
店舗経営では投資と回収を考える。
コンセプトの作り方
問題は日々の経営ではなく、立地・業種の特性に起因する問題が多い。
コンセプトを整理するときに使うのが、コンセプトシートです。
コンセプトが明確で整合性が取れているか?
計画段階で儲かることが大事。
初期都市の資金調達を考える。
軌道にのるまでやく半年はかかる。
収支計算の方法
- 月間の経費を見積もる
- 1日あたりの売上予測を出す
- 月間の収支計算を行う
- 店舗コンセプトの見直し
コンセプト調査として以下で精度を高める。
- 商圏調査
- 店前交通量調査
- ベンチマーク店調査
潤沢な資金を用意して開業に備えよう
創業時の手元資金を最大化する。
資金調達は開業後は受けられないケースが多い。
創業融資を使う
- 日本政策金融公庫の融資
- 市区町村などの自治体、銀行、信用保証協会が協力して行なっている制度融資
開業時のみなので上手に利用する。
融資を受けることで社会的信用がアップする。
融資の申込から約1週間で審査が通る。
日本政策金融公庫は3週間程度。
融資を獲得するケースは3分の1以上は自己資金を使っている。
制度融資を理解する。
制度融資とは「自治体」「金融機関」「各地の信用保証協会」が協力する融資制度。
- 連帯保証なし
- 資金が借りやすい
制度融資の手続きは地方銀行や信用金庫の方が面倒見がいい。
制度融資は開業直前でないと入金されない。
公庫の融資は営業許可の前に降りる。
融資の際は返してもらえるか?が一番のポイント。
その他「将来性や成功確率」、「経営者の人柄」などを見る。
信頼される事業計画書を作成しよう。
- 創業計画書
- 事業概要
- 売上高・人件費予想
- 損益計算書
- 資金繰表
各種金融機関でDLできる。
融資可能性のチェックリスト
- 過去10年債務整理をしていない
- 過去5年3ヶ月以上の延滞をしていない
- 過去2年間消費者金融を利用していない
- 自分で貯めたお金が100万円以上ある
- 開業資金が賄える
- 飲食業の事業経験が1年以上ある
- 事業を成功させる強い気持ちがある